過度な清潔志向〜抗菌の果て

最近は過度な清潔意識の高まりにより、抗菌グッズがあふれている状態になっています。
またライフスタイルが変わっていて子供がどろんこになって外で遊ぶ時代から家でテレビゲームをするといったようになってきました。
公園では雑草などは丹念に刈り取られ殺虫剤、除草剤を散布しているようです。
このように無菌室のような状態は一見安全そうに見えますが実は違います。

また、体を清潔に保つための洗いすぎも皮膚常在菌を減らすことになり、皮脂を分解してつくった脂肪酸のガードを無くしてしまい、逆に皮膚がドライスキンになったり悪影響を与える場合もあります。そのため皮膚表面に細菌が繁殖してしまうという事が起こってきます。
そのためさらに洗浄を強化して皮脂を奪ってしまうという悪循環に陥りがちです。

人体の免疫細胞であるTリンパ球は2種類あります。

  • Th1型・・・細菌やウィルスなどを攻撃する
  • Th2型・・・B細胞から抗体を生産

Th1型が優位になるとリウマチなどの自己免疫疾患、Th2型が優位になるとアトピーなどのアレルギー系疾患をおこすといわれています。 行き過ぎた無菌状態は免疫システムを弱体化させ、くるいを呼んでしまうことになったりします。 身の回りの細菌(腸内細菌、皮膚常在菌)と共生している意識を持つことが大切かと思います。


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